2008年11月3日月曜日

戦極 第六陣は北岡の日

初めて見た戦極は演出、カメラワーク等、
ほぼPRIDE(武士道)。逆に言えばPRIDEが
よほど完成度の高いイベントであったということが言える。
ただ、どこかに戦極らしさが欲しかった。

大会としては判定決着が多かったので
寝ている人もいたが、最後北岡が見事に締めてくれた。
満足して帰った人も多いはず。

これまでパンクラスでも大事なところを
落としてきた北岡だったが、ようやくベルトをつかんだ。
その挑戦受けてたちます!」の言葉に嘘は無く、
戦極では五味選手より先に行っている。
1・4は圧倒的な強さで五味選手は勝たないと
この先が厳しくなってくる。

戦極 第六陣 五味隆典惜しくも判定負け・・・

11月1日、さいたまスーパーアリーナへ久々の観戦。
五味選手が出場しなければ見に行かなかったと思うが、

試合は踏み込んでパンチを当てたい五味に対し、
リーチの長いジャブや膝で間合いに入らせない
ゴリアエフといった攻防が続く。
1R,3Rはタックルでテイクダウンさせパウンド、踏みつけ等で
優勢を保ったが、2Rに踏み込んでフックを打つところに
カウンターをもらいダウン。誰もがダウンを奪われてから
の魔裟斗並みの反撃を期待したが、
決定打を与えられず試合終了。
試合中、ひざを負傷したとのことだが、
それが無くても厳しい試合であったことは変わりない。

判定についてはむしろ0-3だと思ったが1-2。
公正なジャッジをしている國保代表の言葉は
明らかにK-1MAXに向けたもの。それもそうではあるが、
試合内容で勝るものを五味選手に見せてほしかった。